まとめ

2012.07.26 THURS 20:47:27   通報する

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ハード・ロックのパイオニアたち(英国篇)

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イギリスを中心に栄えた初期ハード・ロックは、60年代半ばに生まれたブルース・ロックを誇大妄想的に増幅した大音響のバンド・サウンドで1960年代末から70年代前半にかけて人気を得た。80年代以降の「ヘヴィメタル」との境界線は曖昧だが、リズムにおけるスウィング感の有無をポイントに指摘する人もいる。その意味では同時代に流行したジャズ・ロックからの影響も視野に入れるべきなのかもしれない。

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Yardbirds - Train Kept A Rollin' (1966 with Jeff Beck )

大音響で奏でられる歪んだ音のエレクトリック・ギターはハード・ロックの最大の特徴のひとつ。ギター・ヒーローが存在しないハード・ロック・バンドは想像し難い。だとしたら、いわゆる三大ロック・ギタリストを世に出したヤードバーズをハード・ロックのパイオニアに選ばないわけにはいかない。とりわけジェフ・ベック在籍時のサウンドはその後のハード・ロックの原型のひとつになった。Youtubeからの映像は、ベック在籍時の代表曲「Train Kept A Rollin' 」のライヴ映像。

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Cream - Sunshine of Your Love

1966年に結成されたクリームは、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーという3人の凄腕ミュージシャンたちが集まったスーパー・グループ。ブルース・ロックとジャズ・ロックのエッセンズを高濃度で混ぜ合わせたような即興演奏がクリームのライヴ・パフォーマンスの醍醐味だが、その強靭なサウンドには「ハード・ロックの元祖」にふさわしい凄みがある。この「Sunshine of Your Love」のライヴ映像からもそれは充分に感じられるはずだ。

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MORNING DEW (1968) by the Jeff Beck Group (extensive slideshow video)

セクシーなヴォーカリストとクールなギター・ヒーローというその後のハード・ロックの定番的な組み合わせを「発明」したのが若きロッド・スチュワートを擁する第一期ジェフ・ベック・グループ。盟友ジミー・ペイジのレッド・ツェッペリン結成よりもほんの少し早かった。この組み合わせが「発明」された瞬間にハード・ロックの原型が出来上がったと言っても過言ではない。残念ながら良いライヴ映像が見当たらなかったので、こちらのスライドショー映像で名曲「Morning Dew」を。

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Whole Lotta Love (Live at Royal Albert Hall 1970)

「ハード・ロックの元祖を一組だけ挙げなさい」と言われたら、レッド・ツェッペリンを挙げる人が多いのではないだろうか。ぼくもたぶんそうする。たとえば1970年に「ハード・ロックとは何か?」と誰かに訊かれたとしても、ぼくはきっとツェッペリンのレコードを聴かせただろう。ジミー・ペイジのギターとロバート・プラントのヴォーカルという強力な組み合わせはハード・ロックの原型そのものだが、人並み外れたパワーと独特のグルーヴを併せ持ったジョン・ボーナムのドラミングの存在も大きい。初期の代表曲を選ぶとしたら、やはり「Whole Lotta Love」か?

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Deep Purple - Highway Star[Original Live]

最初期にはサイケデリック・ロックやシンフォニック・ロックに傾倒していたディープ・パープルだが、レッド・ツェッペリンの成功に刺激されたリッチー・ブラックモアの発案でハード・ロック・バンドへとモデルチェンジ。イアン・ギランという強力なヴォーカリストが参加したことも功を奏して、70年代初頭に大きな成功を得る。当時、日本でも多くのアマチュア・バンドが彼らの曲を必死にコピーしていた。これはレコ-ドがリリースされる前に披露された「ハイウェイ・スター」のライヴ映像。

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Black Sabbath Paranoid

ヘヴィメタルの元祖として紹介されることも多いブラック・サバス。80年代以降に登場する多くのヘヴィメタル・バンドのメンバーがサバスからの影響を認めている。レッド・ツェッペリンやディープ・パープルとは異なる独自のハード・ロック・サウンドを確立した先駆的存在だ。その後、無数のカヴァーを生むことになる初期のヒット曲「パラノイド」の1970年のライヴ映像。

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The Who - Summertime Blues

ザ・フーをハード・ロックの元祖と呼ぶ人は少ないかもしれないが、たとえばこの1967年のモンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティヴァルでの「サマータイム・ブルース」のライヴ映像を観たりすると「すでにハード・ロックじゃん」と口走りたくなってしまう。壮大なロック・オペラを作り上げるスタジオでのザ・フーとマイクを振り回しギターを叩き壊すライヴでのザ・フーとのギャップは彼らの魅力のひとつだが、ザ・フーの暴力的なライヴ・パフォーマンスがハード・ロックの原型のひとつだったことは間違いない。

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Humble Pie - I Don't Need No Doctor - 1971

元スモール・フェイセスのスティーヴ・マリオットと元ハードのピーター・フランプトンが1969年に結成したハンブル・パイも初期のブリティッシュ・ハード・ロックを代表するバンドのひとつだろう。アコースティックなサウンドを奏でてもチャーミングなバンドだったが、彼らの最大の魅力はやはりマリオットのソウルフルなヴォーカルとダイナミックなハード・ロック・サウンド。フランプトン脱退後のヒット曲「I Don't Need No Doctor」のこのライヴ映像からもその迫力は充分に伝わってくるはずだ。

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Free All Right Now Live Isle of Wight Festival August 1970, East Afton Farm, Freshwater

1967年の結成当時はメンバー全員がティーンエイジャー(最年少のアンディ・フレイザーは16歳!)だった新世代のブルース・ロック・バンド、フリーも初期ハード・ロックの一翼を担う存在だった。それまでの英国のブルース・ロック・バンドとは一線を画するシャープなリズム感が新しかった。オリジナル・メンバーによるフリーは1971年の初来日公演直後に空中分解してしまったが、良いコンディションであと2年(いや1年でもいい)バンドを維持できたら途轍もない傑作を生んでいたかもしれない。これは1970年8月の「Isle of Wight Festival」で撮影された代表曲「All Right Now」のライヴ映像。

このまとめへのコメント (2件)

投稿者:岩手の塾長

2014.03.14 FRI 00:30:21   通報する

基本の名前がしっかり、あがっています。嬉しいし、懐かしい。
でもおやじファンとして、一言。英国ハード・ロックの先駆。
The Beatles "Healter Skelter" は、どうですか。

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