まとめ

2012.07.27 FRI 10:49:54   通報する

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スワンプ・ロックの名盤10選

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スワンプ・ロックという言葉は、1970年前後に流行したアメリカ南部仕様の泥臭いサウンドを指して使われるようになった。以前に数人のアメリカ人ミュージシャンに訊ねてみたら「なんだ、それ?」と言われたから、あるいは日本だけで通用する呼称なのかもしれない。「スワンプ・ロックとは何か?」と改めて問い詰められたら「まあ、たとえばこんな感じかな」と何枚かの代表的な名盤を挙げるしかないのだが、僕の評価が正しいかどうかはともかく、とりあえずやってみようか。

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Leon Russell And The Shelter People Stranger in a Strange Land HQ

スワンプ・ロックといったら、やはりレオン・ラッセルの名前を出さないわけにはいかない。1970年代初頭のスワンプ・ロック勢の砦みたいな存在だったシェルター・レーベルの親玉であり、スワンプ・ロックの名盤の大半に何らかの形で関わっている。粘りつくようなその歌声はスワンプ・ロックの代名詞のようなものだ。おなじみの名曲群を満載した前作も捨て難いが、1枚を選ぶとしたらやはり2作目のソロ・アルバム『Leon Russell And The Shelter People』だろうか。

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DELANEY & BONNIE AND FRIENDS /// 3. I Don't Know Why - (On Tour With Eric Clapton) - (1970)

スワンプ・ロックの起源をどこに求めるかについては諸説あるかもしれないが、デラニー&ボニーがその中心に近い場所にいたことだけは間違いないだろう。スワンプ・ロックのウイルスなんてものがあるとしたら、その最初の宿主だと言ってもいいかもしれない。これはエリック・クラプトンが参加した1970年のライヴ・アルバムからの1曲。そして、彼らが抱えていたそのウイルスは海を越えて英国のミュージシャンたちにも感染していくことになる。

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Derek and the Dominos - Layla

デラニー&ボニー&フレンズのツアーに参加し、アメリカ南部のルーツ・ミュージックに強く惹かれたエリック・クラプトンがそのバンドから引き抜いたメンバーと結成したのがデレク&ザ・ドミノス。トム・ダウドをプロデューサーに迎え、デュアン・オールマンもゲスト参加したアルバム『Layla and Other Assorted Love Songs』を作り上げた。そのサウンドは当時のスワンプ・ロックの影響力の大きさを幾千の言葉よりも饒舌に物語ってくれる。

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Joe Cocker Delta Lady Mad Dogs & Englishmen, 1970

スワンプ・ロックという言葉を口にする時、真っ先に思い出す映像は映画『Mad Dogs & Englishmen』の中で動くジョー・コッカーとレオン・ラッセル。この映画のサウンドトラック(ていうかライヴ・アルバム)は擦り切れるほど聴いたけれど、レオン・ラッセル人脈のミュージシャンたちが参加したこの大所帯バンドのスワンプ・ロック・サウンドはいまでも自分の身体に染みついているような気がするほど強力だ。

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Marc Benno - Put A Little Love In My Soul

アメリカ南部云々などと言いながらイギリスのミュージシャンばかり紹介していたら叱られそうだから、本国アメリカのネイティヴなスワンプ・ロックの名盤を……と考えたら、やはりこれを忘れるわけにはいかない。レオン・ラッセルの弟分みたいなマーク・ベノが1971年にリリースしたセカンド・ソロ・アルバム『Minnows』。『雑魚』という邦題も印象的だった。40年経っても色褪せない名盤中の名盤。

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JESSE ED DAVIS - TULSA COUNTY

ネイティヴな……で思い出したが、コマンチ族の父とカイオワ族の母を持つスライド・ギターの名手ジェシ・エド・デイヴィスのソロ・アルバムもスワンプ・ロック・サウンドの宝庫だった。ドクター・ジョンの参加が話題になった2作目『Ululu』も魅力的だが、レオン・ラッセル、エリック・クラプトン、グラム・パースンズらが参加した1970年の処女作『Jesse Davis』がやはり忘れ難い。

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Dan Penn - Nobody's Fool

なんだか紹介しているうちに「スワンプ・ロックだろうが何だろうが良いものは良いんだよ、この野郎」という気分になってきたが、ダン・ペンのソロ・アルバム『Nobody's Fool』もまさにそんな1枚。ソングライターやプロデューサーとしては60年代から活躍していたダン・ペンが1973年にリリースしたこの処女作の魅力を語り出したら夜が明けてしまうだろうが、発売当時はまったく売れなかったらしい。本国アメリカでも多くの人びとがその魅力に気づいたのは20年以上も後のことだ。

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Tony Joe White - Polk Salad Annie

スワンプ・ロックといえば、トニー・ジョー・ホワイトも忘れるわけにいかない。エルヴィス・プレスリーのカヴァーでも知られる名曲「Polk Salad Annie」の作者だが、スワンプ・ロックの名盤を選ぶとしたら、1972年にリリースされた通算5作目のソロ・アルバム『The Train I'm On』だろうか。ジェリー・ウェクスラーとトム・ダウトのプロデュースによるマッスル・ショールズ録音。悪いわけがない。

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Don Nix - Golden Mansions

スタックス・レコードのハウス・バンドだったマーキーズ出身のドン・ニックス。どちらかといえばプロデューサーとしての活躍で知られているニックスがスワンプ・ロックの巣窟シェルター・レーベルから1971年にリリースしたソロ・アルバムが『In God We Trust』。当時はまったく売れなかったらしいが、マニアの間ではスワンプ・ロックの名盤として高く評価されている。

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George Harrison - Beware Of Darkness (Alternate Take) [HiQ]

またイギリス人かと言われそうだが、やはりジョージ・ハリスンの『All Things Must Pass』も無視するわけにはいかない。レオン・ラッセルやデレク&ザ・ドミノスも参加しているこのLPレコード3枚組はスワンプ・ロック・サウンドの宝庫だが、別にジョージ・ハリスンやエリック・クラプトンだけが特別だったわけじゃなくて、当時の英国のミュージシャンたちは皆、それぞれにスワンプ・ロックの洗礼を受けていた。たとえばローリング・ストーンズの『Sticky Fingers』や『Exile on Main St.』だって、スワンプ・ロックの名盤の仲間に加えたとしてもおかしくはない。この「Beware Of Darkness」について蛇足的なことを付け加えれば、レオン・ラッセルによるカヴァー・ヴァージョンはよりスワンピー。

このまとめへのコメント (1件)

投稿者:

2013.06.17 MON 13:15:47   通報する

スワンプロックを糞も味噌も一緒くたにしちゃうとかなりわかりにくいよね。ジョー・コッカーのマッドドグスとかがいいと思った人が、同じスワンプだと思ってトニー・ジョーなんか聴いたら相当違和感あると思う。私は、レオン・ラッセルやデラボニと、それに影響受けたコッカーやクラプトン、ストーンズなどを観光スワンプ、トニー・ジョーなどを土着スワンプと呼んでいます。観光だから悪いって訳じゃなくて、LAなどの大都会に出て行った連中が、ロックにカントリーやR&B、ゴスペルなどなど故郷の音楽のいいところをてんこ盛りにして、でっち上げたのが観光スワンプ。こっちは複数ドラムにホーンに女声コーラス隊も入ってすごい大所帯ですごい迫力。でも、実際は地元にはそんな音楽はなくて、あるのはトニー・ジョーみたいな、ギターとドラムの二人だけみたいな激渋の世界。これがどちらもスワンプロックと呼ばれてるのはどうかなとも思う。それって、例えば北海道とか行ったら、観光客向けに「三大蟹食べ尽くしコース」とかってあって、地元の人はそんな物食ったことないみたいなもんじゃないのかなと思う。観光客向けのだって当然おいしいし、いっぺんにいろんな物が食べられていいし、地元の人が食べてるのだって慣れるのに時間がかかったりするかもしれないけどそこにしかない特別な味なんだと思う。ためしにWikipediaでスワンプロックを『調べたらサザンロックに引っ張って行かれて相当いい加減な説明してて笑っちゃいました。

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