まとめ

2012.07.28 SAT 16:51:52   通報する

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プログレッシヴ・ロック・バンドとしてのGenesis入門

出典:www.magnetmagazine.com/wp-c...

1969年の結成以来、長きに渡ってブリティッシュ・ロック界に君臨して来たGenesis。1975年にリーダー格だったPeter Gabrielがバンドを抜け、存続が危ぶまれた時期もあったが、ドラマーのPhil Collinsがリード・ヴォーカルに転身し、逆にバンドは大ブレイクを果たし、'80年代以降はベスト・セラーを連発する人気バンドに。ヒット・チャートがGenesisとメンバーたちに塗り潰された感すらあった。
そんなGenesisをこれから聴いてみようという方には、まずプログレッシヴ・ロック・バンドだったGenesisを知ってもらいたい。今のGenesisも間違いなくその歴史の先に築かれたのだから。

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genesis - Stagnation - Trespass

Genesisがプログレッシヴ・ロック・バンドとして頭角を現わしたのは1970年発表の2作目のアルバム『侵入(Trespass)』から。後の大物ぶりの片鱗は見られないが、そのファンタジックな音楽はGenesis独特のものだった。
まだSteve Hackettは加入しておらず、ここでギターを弾くのはAnthony Phillips。彼は本作の後独立し、現在に至るまで独自のファンタジックな音楽を追求して行くことになる。そんなAnthony Phillipsの音楽の特徴が"Stagnation"にはくっきりと現われている。

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genesis - The Musical Box - Nursery Cryme

新しいギタリストとしてSteve Hackettを迎えて発表された3作目のアルバム『怪奇骨董音楽箱(Nursery Cryme)』はプログレッシヴ・ロック・バンドとして決定的な一歩を踏み出した記念碑的作品となる。
"怪奇のオルゴール(The Musical Box)"ではイギリス幻想文学に通じるグロテスクなファンタジーが描かれている。Steve HackettとPeter Gabrielが当時目指していた音楽がひとつの形に結実している。

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Genesis - Watcher of the Skies

プログレッシヴGenesisの最高の1曲を訊ねられたら、この曲を挙げるファンは多いだろう。
あまりにも壮大なヴィジョンを持つこの曲の魅力に嵌まったら、あなたはもうプログレッシヴGenesisを探求する資格者だ。

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Genesis - Supper's Ready

『Foxtrot』の後半に収録された23分もの大曲"Supper's Ready"は、プログレッシヴGenesisの頂点を築き上げた名曲中の名曲。
次々と場面転換して行く象徴的なストーリーは初めてGenesisに触れる人には難解だろうが、Genesisの魅力が判って来た人には限りない刺激を与えてくれる究極の作品だ。
当時ステージで展開していた演劇的なパフォーマンスでも鬼気迫る演奏でファンを釘づけにしていた。

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Genesis - Dancing with the Moonlit Knight

同じ英国流ファンタジーでも明るさを感じられるのが『月影の騎士(Selling England By The Pound)』の特徴だ。
"Dancing With The Moonlit Knight"はGenesisならではの複雑な曲構成を全面的に打ち出しながら、よりメロディアスな曲作りに挑戦し、新たな魅力を打ち出すことに成功している。

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Genesis - Firth Of Fifth

『月影の騎士』からもう1曲。
"Firth Of Fifth"はキーボード奏者Tony BanksとギタリストSteve Hackettの成長ぶりをはっきりと教えてくれる魅惑の逸品。曲の後半で展開されるSteve Hackettの泣きのギター・ソロは永遠に語り継がれるだろう名演だ。

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Genesis - In The Rapids / It with Lyrics

1974年に発表された2枚組アルバム『眩惑のブロードウェイ(The Lamb Lies Down On Broadway)』はPeter Gabriel在籍期の最終作品となった。もうこの先に進む余地がないと思えるほどアイディアをぎっしりと詰め込んだ作品で、1曲1曲は独立しているのだが、全体が壮大な組曲となっていて、実は全部通して聴かないと曲の本当の魅力が判らない仕組みになっている。なので、ここで曲を挙げたのは苦肉の選択。ポップになったかな、と思うかも知れないが、そんな単純な構成ではない。1曲1曲は親しみ易くなった一方で、恐ろしいほど計算を尽くしたコンセプト・アルバムであり、多少上級者向けかも知れない。Genesisファンは必ず辿り着く大傑作だ。

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Genesis - Dance on a Volcano

Peter Gabrielに代わってフロントに躍り出たのはドラマーのPhil Collins。どうなるかと思われたGenesisを見事に立て直すことに成功する。
アルバム『A Trick Of The Tail』では技術的にも頂点を極めつつあったメンバーたちの実力をこれでもかと教えてくれる迫力のプレイを展開。アルバム全体で既に質的な変化は始まっているが、それでもプログレッシヴ・ロックを強力に推進しようとしていたことを証明している。

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Genesis - Unquiet Slumbers for the Sleepers.../...In That Quiet Earth

Steve Hackett在籍時の最終作となったアルバム『静寂の嵐(Wind And Wuthering)』は顕在化して来たポップ化とプログレッシヴな音楽性が拮抗した作品だ。その両方をPhil Collinsが推進していた図だが、これはプログレッシヴ・ロックとしての方向性を代表する曲。当時、これだけでは物足りずBrand Xでも究極のジャズ・ロックを追求していたPhil Collinsがその成果をGenesisにフィード・バックしている。

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Genesis - Los Endos - In Concert 1976

1976~77年当時のGenesisがどれだけ高いポテンシャルを持っていたかを証明する映像。ライヴ盤から紹介しようと思ったのだが、映像の方がもっとインパクトがあるだろう。スペシャル・ゲストとしてBill Brufordが参加している。

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