まとめ

2012.07.29 SUN 19:27:01   通報する

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クラシック楽器を専門とするロック・ミュージシャン(チェンバー・ロック入門)

出典:thethingonthedoorstep.be/Ph...

様々なロック・ミュージックが存在して来た中で、特殊な楽器を専門とするミュージシャンがいる。普通、そんな楽器を演奏するか?と思うような楽器の専門家を少し紹介しよう。
ここで採り上げるのはクラシック・ミュージックで使われるアコースティック楽器。勿論、ヴァイオリンやフルート、クラリネットくらいなら数え切れないくらいミュージシャンがいるので、最初に知名度の高いミュージシャンを紹介し、後半はもっと珍しい楽器に絞ってアーティストを紹介してみよう。
最後にはチェンバー・ロックと呼ばれる知る人ぞ知る音楽の一派が浮かび上がって来るだろう。

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Jethro Tull Songs From The Wood

クラシック楽器で最初にロック・ヒーローになったのはIan Andersonだろう。'60年代後半、ギター・ヒーローが次々と登場するシーンで俺はフルートでヒーローになると決め、本当になってしまった。勿論ヴォーカリストであり、アコースティック・ギターも弾くのだが、それでも彼のメイン楽器は紛れもなくフルート。クラシックでは考えられないような吹き方を研究し、どれだけラウドなロック・サウンドにも負けないフルート・サウンドを極めてみせた。

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Focus Anonymous II

ロック界のフルート奏者と言えば2番目に来るのがオランダのキーボード&フルート奏者のThijs van Leer。Jan AkkermanとともにFocusを結成し、'70年代前半に一世を風靡した。実際はオルガンを弾きながら歌っていることの方が多かったのだが、Focusが活動を停止した後はフルート奏者としてオランダ国内で大成功をおさめる。

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Curved Air - Vivaldi [1971]

ロック・ヴァイオリニストとして最初に成功したのがDarryl Wayだった。クラシック音楽に飽き足らず、ロック・ミュージックを指向していた彼がキーボードの達人ながらギタリストを目指していたFrancis Monkmanとともに結成したCurved Airはイギリス国内で人気を博す。アタッチメントを使い、時に朗々と、時にワイルドにエレクトリック・ヴァイオリンを弾き倒すDarryl Wayの姿は、以後長らくロック・ヴァイオリンのひとつのスタイルとなる。

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PFM - Mr. 9 'till 5 and Alta Loma Five till Nine

フルートとヴァイオリンの達人としてイタリアから登場したのがPFM(正式にはPremiata Forneria Marconi)のMauro Paganiだった。メンバー全員が大変なテクニシャンだったPFMの中でもスポットライトの当たることの多かったミュージシャンだが、動く映像が見られるようになったのはYouTubeのおかげだろう。
世界に進出し、アメリカでも成功をおさめたさなかにバンドを離れ、ひとりイタリアに帰国し、ソロ活動に入った時も話題になったが、その後殆ど情報が伝わらなくなってしまったのは意外だった。

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Third Ear Band - "Overture/The Beach"

1968年に結成されたThird Ear BandはパーカッショニストのGlen Sweeneyを中心に、中世音楽風の呪術的な音楽を繰り広げ、ロック・シーンに衝撃を与えたバンドだ。彼らの音楽を古楽と理解して的外れな評価をされたりもしたが、彼らは飽くまでもロック・ミュージックを演奏していた。
とは言え、最もロック色の強い曲がこの映画『マクベス』のテーマ曲。普通じゃないとはお判りいただけるだろう。
オーボエ奏者のPaul MinnsがThird Ear Bandのフロントだったと言えるが、ここでは後にHawkwindやDavid Bowieのバンドで活躍するヴァイオリニストSimon Houseと、後に作編曲家としても名を馳せるチェロ奏者Paul Buckmasterの存在が大きい。

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Gryphon - Ethelion (High Quality)

Yesとのツアーなどで知られるプログレッシヴ・ロック・バンドGryphonは中世音楽に影響を受け、独自のロックを築き上げた異色のグループ。リコーダーやクラムホーンの専門家ながらキーボードやマンドリンも演奏するリチャード・ハーヴェイと、バス―ン、クラムホーン、リコーダーを担当するブライアン・ガランドのふたりを擁し、個性的なトラッド・ロックを創造した。

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Gentle Giant Octopus Features 1975 Long Beach

多くのプログレッシヴ・ロック・ファンが、クラシック楽器を駆使したバンドとしてGentle Giantを筆頭に思い出すだろう。彼らはロック楽器とクラシック楽器を全く同等に扱い、さらに各メンバーが複数の楽器を持ち替えながら、超人的テクニックでアンサンブルを決め、さらにまるでコーラス・グループのように合唱までアカペラで決める。
誰がではなく、全員が楽器を持ち替えるので本当の専門家はいないのだが、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、リコーダー、ヴィブラフォン、シロフォンまで自在にアンサンブルをこなす彼らが後のチェンバー・ロックのひとつの手本になったことは間違いない。

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Henry Cow - Day by Day: Falling Away

Henry Cowにオーボエとバス―ンで加わったのがLindsay Cooper。どんどん先鋭化して行くHenry Cowの最もシリアスな部分に大きく貢献し、やがてチェリスト兼ベーシストのGeorgie Bornが加わるなど、女性ロック・ミュージシャンとしての存在感も発揮した。
1978年発表のHenry Cowの最終作『Western Culture』ではアルバムの半分を作曲するなど、バンド内での比重も増していた。

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Von zamla - Für Munju-Indojazz

スウェーデンでSamla Mammas Mannaを率いていたキーボード、アコーディオン奏者のLars Hollmerが'80年代に結成したのが国籍混淆メンバーたちによるVon Zamlaだった。
この2作目には元Univers Zeroのバス―ン、オーボエ奏者のMichel Berckmansが参加。レコメン系のスーパー・グループとして高い評価を得た。

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UNIVERS ZERO live at GOUVEIA ART ROCK 2005 - "Dense"

1974年よりベルギーで活動するUnivers Zeroはチェンバー・ロックを代表するグループだ。
バス―ンとオーボエを担当するMichel Berckmansを始め、クラシック楽器を大胆に導入しながら、暗黒色のロック・ミュージックを築き上げたUnivers Zeroの特異さは世界でも突出している。

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U Totem - The Judas Goat (1989-1990)

U Totemはアメリカで、レコメン系、チェンバー・ロック・ムーヴメントに反応したバンドのひとつ。
女性ヴォーカリストで、フルートとピッコロも担当するEmily Hay、バス―ン、コントラバス―ンを演奏するEric Johnsonらの存在が大きな個性となっていた。
リーダーはギター、ベース、ヴィブラフォンを演奏するJames Grigsby。現在も活動中だ。

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