まとめ

2012.08.14 TUE 19:17:42   通報する

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デヴィッド・フォスター・ワークス:Part-2(80's)

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スーパー・プロデューサー:デヴィッド・フォスターのセレクテッド・ワークスをご紹介する2回目は1980年代編。80年代のフォスターは名曲、名演、名トラックの宝庫で、大ヒットを連発したのはもちろん、甘みのバラードのドラマティックな仕上げ方などひとつの確固たるスタイルを築き上げている。そんな第一次絶頂期だけにとても10曲で語れるものではないが、今回はアメリカでのチャート・アクション、そして、晴れあるグラミー賞の結果、その辺りを中心にセレクト。よって、彼がジェイ・グレイドンと組んでユニット:エアプレイも敢えて外してあるがそこはご了承頂きたい。

■こちらもあります、関連リンク
◇デヴィッド・フォスター・ワークス:Part-1(70's)
http://park.drillspin.com/matome/view/5029a0c41ce46
◇デヴィッド・フォスター・ワークス:Part-3(90's〜)
http://mcaf.ee/vf4b6

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中田利樹ライター、ラジオDJ、選曲家、インディ・レーベル:COOL SOUNDオーナー、作曲....な…

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Boz Scaggs "Jojo"

まずは、フォスターが作曲、アレンジ、キーボードで大活躍したボズの名曲からスタート。この曲を含む1980年のアルバム『Middle Man』はファンキーなものからロックなもの、そしてもちろん甘みのバラードといろいろなサウンドが詰まっているが、どれもフォスターならではのサウンドになっていて、今なおクリエイターとしての彼の最高傑作のひとつになっている。中でも、キメを多用したこの曲のリズム・アレンジは多くの音楽人に多大なる影響を与えている。全米17位、R&B17位、Adult Contemporary29位を記録。

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Lee Ritenour feat. Eric Tagg "Is It You"

フュージョン界の人気ギタリスト:リー・リトナーの1981年作品『Rit』より。このアルバムでは素晴らしい声の持ち主、エリック・タッグをフィーチャーし、いわゆるAOR的なアプローチを取っているが、フォスターが数曲プロデュースで参加し、より洗練されたスパイスを施している。全米15位、R&B27位、AC15位まで上昇した。

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Chicago "Hard To Say I'm Sorry"

デヴィッド・フォスター=この曲、と思う人も少なくないであろう、鉄板の1曲。1970年代終盤から若干スランプに陥っていたシカゴを蘇生させた手腕は誰もが認めるものであり、この曲を含むアルバム『Chicago 16』の大ヒットでトップ・プロデューサーとしての地位を確実なものにした。作曲もプロデュースもフォスターで、自身初の全米No.1ヒットになっている(ACでもNo.1を獲得)。

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Jennifer Holliday "And I Am Telling You I'm Not Going"

フォスターにとって初のグラミー受賞作品はPart-1でご紹介したEarth, Wind & Fire「After The Love Has Gone」(Best R&B Song)だが、二度目の受賞は"Best Musical Show Album"を受賞した『Dreamgirls』のサントラだった。昨今もリヴァイヴァルを見せているが82年のアルバムで歌っているのはゴスペル畑出身のジェニファー・ホリデイ。当時のフォスターっぽくはないサウンドだがアルバム全編をプロデュースし、この曲が全米22位、R&B1位、と大きなリアクションを得ている。

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Al Jarreau "Mornin'"

この曲は、ジェイ・グレイドンがプロデュースし、作曲がジェイとフォスター、そして歌詞と仕上げがアル・ジャロウ、というコラボレーションで出来た1曲だ。ジェフ・ポーカロの軽やかなドラミングがこの曲をさらに高め、いろいろなラジオ局の定番ソングになっている。アルバム『Jarreau』(1983年)からの1stシングルで、全米21位、R&B6位、AC2位を記録している。出だしこそ非常に解り易いメロディだが、ブリッジにおけるコードが目まぐるしく変わる展開はポップスと言うより最早ジャズ。これを生み出したフォスターに対し、プロデューサー:ジェイは大いなる敬意を表している。

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Kenny Rogers & Sheena Easton "We've Got Tonight"

ここで渋めのバラードを1曲。オリジナルはボブ・シーガーで、彼自身のヴァージョンも1979年にスマッシュ・ヒット(全米13位)しているが、フォスターが手掛けるとやはり"洗練"という言葉を思い出さずにいられない。今回この10曲に入れたのは、この曲がフォスターにとって初のカントリー・チャートでのNo.1ソングになったから(1983年)。全米6位、AC2位と、その他のチャートでも申し分ない成績を残している。

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Chaka Khan "Through The Fire"

そしてチャカ・カーンのお馴染みの曲が登場。これは前回ご紹介したキーン・ブラザーズトム・キーンと共作したメロディーに作詞家のシンシア・ワイルが詞を付けた、というコラボレーションで生まれたものだが、作曲の時点で「Chaka」というタイトルを付けるなど、彼女に歌ってもらうことを頭に置いて書かれている。1984年のアルバム『I Feel For You』から。全米60位、R&B15位、AC16位を記録。カニエ・ウエストがこの曲をベースにして「Through The Wire」を生み出したことはあまりに有名だ。

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John Parr "St. Elmo's Fire(Man In Motion)"

プロデューサー:デヴィッド・フォスターの、シカゴ「Hard To Say I'm Sorry」に次ぐ、2曲目の全米No.1ヒット。1985年の映画「St. Elmo's Fire」のサントラ用に書かれたもので作曲はフォスターとジョン・パー本人。コアネタだが、エアプレイのアルバムに入っている「Sweet Body」を久しぶりに聴いたフォスターはポツリと一言。「John Parrのあの曲(つまりこの曲)に似てるな…」。確かにグルーヴ感、コード感は通ずるものがある。

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David Foster "Love Theme From St. Elmo's Fire"

続いて、フォスター本人のトラックを1曲。同じく映画「St. Elmo's Fire」に収められた愛のテーマで、秋の学園、というコンセプトから生まれた曲だと語っている。インストながら全米15位まで上がり、Adult Contemporaryでは最高3位まで上がっている。今なおフォスターの(とりわけライヴにおける)テーマ曲として広く愛されている。

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Barbra Streisand "Somewhere"

1985年に発表されたバーブラの力作『The Broadway Album』のラストを締めくくったドラマティックこの上ない好トラック。「West Side Story」用に名匠レナード・バーンスタインが書いた名曲に新たなる生命を吹き込んだと言っても決して大袈裟ではないできだ。チャート的には全米43位、AC5位ながら、翌86年のグラミーで「Best Instrumental Arrangement」に輝いている。

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